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アルフォンス・ミュシャ展(東京都美術館)-美術展・展覧会の感想-
2005-03-17 Thu 20:58
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3月13日、大学時代からの友人bunteeさんとミュシャ展を見に上野の東京都美術館へ出掛けました。実は、私は2月に一度ミュシャ展を見に行っています。しかし、あまりの作品の多さに途中で閉館になってしまい、悔しい思いをしました。悔しさを紛らわせるために上野の町を一時間ほど散歩した ほどです。

アルフォンス・ミュシャですとかアール・ヌーヴォーに興味を持ったのは最近なのですが、ミュシャについてはその美しい作風に対するポジティブなイメージとともに、「同じような作品ばかりで、すぐに飽きてしまうのではないか」というネガティブなイメージも持っていました。しかし、そのネガティブな思いは一度目のミュシャ展訪問時に打ち砕かれました。それは二度目の訪問時に同行したbuntee氏も同じであったようです。




ミュシャの作品のほとんどは「美しい女性」「きらびやかな衣装」「デザイン化された背景」を特徴としています。しかしながら、表情の繊細さ、衣装の多彩さ、配色・色の濃淡などで高いクオリティを保ちながらワンパターンにならない幅広い作風であることが感じられました。
特に2枚の絵を対比させた作品、4枚に渡る連作などは表情や色の対比・構図が興味深く、楽しめました。

作品を仕上げる前に書いた「習作」や、鉛筆書きの残されたスケッチブックも展示してあり、苦心しながら作品を仕上げていたのだな、と感じられたのも収穫でした。

ミュシャはデビューからして、「舞台公演の宣伝のために主演女優のポスターを作製する」というもので、その後も多くの舞台の宣伝ポスター、石鹸の箱の絵のデザイン、ビスケットの箱の絵のデザイン、さらには宝石商と共同でアクセサリーのデザイン、宝石店の店内装飾デザインなど社会・商業に影響を与える活動を続けました。
一部のお金持ちが自分のためだけに描かせた作品ではなく、社会に色濃く影響し、多くの人々の目を楽しませてきたというのは非常に興味深いことです。舞台を見に行けるような経済状態ではなかった多くの人々もミュシャの描いたポスターを見て大いに心躍らせたことでしょう。

あまり一般的ではない、暗い作風の意欲作や、(「考える人」で有名な)友人ロダンに影響されて作成したという彫刻も置いてあり、充実した美術展でした。

ミュシャは気になる作家ではあったものの、一番好きな作家ではありません。にもかかわらずこれだけ楽しめたということは好きな作家の美術展は積極的に出掛けるべきだと思いました。4月から同じ東京都美術館で開催される≫アール・デコ展も個人展とは違った面白さがありそうなので見に行こうと思っています。


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